U-23サウジアラビア代表戦を振り返った手倉森監督 [写真]=Getty Images
AFC U-23選手権カタール2016(オリンピック・アジア最終予選)グループB第3戦が19日に行われ、U-23日本代表とU-23サウジアラビア代表が対戦。日本が2-1で勝利を収め、グループステージ3連勝を果たした。
試合後、手倉森誠監督が記者会見に臨み、勝利を振り返った。
手倉森監督は「今日はグループステージ1位突破を決めた中での試合だったが、自分たちとしては『勝ち続けたい』という思いの中でやっていた。そして無失点を続けることを掲げてやっていた。勝ち続けたことは良かったけど、失点はしてしまった。ただ、勝ち続けて勢いを持って決勝トーナメントに進めることは良かったと思う」と、3連勝に手応えを示した。
日本はグループステージ3試合を通じ、先発メンバーを入れ替えながら3連勝という結果を得ることができた。手倉森監督は「このチームは強化の段階で選手を招集できない活動が続いてきて、その分、いろいろな選手を呼ぶことができた。その中で競争をするメンバーが多くなる中で、しっかり成長してきた選手たちが23名、選ばれた。この大会に来るまでの、様々な大会や活動での競争意識の高まりが、誰が出ても活躍できるようになった要因かなと思っています」と、話した。
22日の準々決勝で、日本はU-23イラン代表と対戦する。手倉森監督は「まず、誰が出ても良い準備をしなくてはいけない。あとはしっかりとイランの戦い方を分析して、全体の流れと勝負どころのディテールを理解させて、その日を迎えたいと思う」と、展望した。
By サッカーキング編集部
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