2015.12.24

U-18フットサル日本代表が大阪合宿をスタート…初招集でチーム最年少の伊名野慎が存在感をアピール

フットサル専門誌Pivo!編集部⇒サッカーマガジン編集部を経て、フリーライター

 2017年に開催されるAFC U-20フットサルアジア選手権の出場を目指すU-18フットサル日本代表が、9月の茨城合宿に続き、大阪での合宿をスタートした。茨城合宿からは現役FリーガーであるFP清水和也(フウガドールすみだ)、FP植松晃都(湘南ベルマーレ)、GK山田正剛(府中アスレティックFC)ら、普段からフットサルをプレーしている6選手が引き続き招集されている。

 18時を少し過ぎた頃、選手たちは今回のトレーニングキャンプが行われる岸和田総合体育館に姿を現した。前回の茨城合宿時には、合宿前に別のフットサル大会が開催されていたため、体育館にはフットサルのコートがつくられていた。しかし、今回は自分たちがプレーするフットサルコートをつくるところからスタート。巻き尺やビニールテープを使い、約15分でピッチをつくってからトレーニングが開始された

 ランニング、ストレッチ、ショートダッシュといったメニューのあと、選手たちは3組に分かれて、フットサル日本代表の定番メニューでもあるピッチ全体を使った4対2を行った。約30分のウォームアップの後に、本格的なトレーニングを開始する。

 前回の合宿初日は、前日に所属クラブで公式戦や練習試合を行った選手が多かったこともあり、疲労を残さないリカバリーメニューが中心だった。しかし、今回は水曜日から合宿をスタートできることで、初日から負荷の高いトレーニングが行われた。

 最初は前回合宿でも行ったパラレラ、アラコルタ、スイッチ、ブロックというフットサル特有の4つの形からフィニッシュに持ち込む形を確認。さらにピサーダ、ディアゴナルの2つの形も確認している。

 シュート練習後には、ピッチ全面を使った2対2のトレーニングを実施した。この2対2は片方のサイドラインからキッカーがボールを入れるところから始まり、ボールを受ける攻撃側の選手は、ボールを受けるためにマークを完璧に外さなければいけない。ボールを受けてからは、素早く攻める。ゴールが入ったら、引き続き攻めていた側が、もう一方のゴールにシュートしに行く。ゴールが入らなかった場合は、守備していた側が、攻撃側に転じる。この2対2のトレーニングが開始される前にFP高橋響(帝京長岡高校)が負傷して、別メニューでの調整となった。

 2対2の後には、片方のゴールをハーフウェーラインまで運び、そのハーフコートで1対1を実施。この1対1も、狭いコートで行われるフットサルに適応するためのトレーニングで、4隅にはボールを出す選手が立ち、攻める選手が要求したタイミングでパスを出す。攻める選手はボールを受けて2タッチでシュートを打たなければいけない。シュートを決めたら、引き続き、その選手が攻める選手として残り、ボールを出した選手が守備に入る。シュートが外れた場合は、守備をしていた選手が攻める選手となり、ボールを出した選手は守備の選手になる。これを約10分×2本行い、この日のトレーニングは終了した。

 Fリーグの湘南ベルマーレに所属でプレーする植松は「フットサルには切り替えの早さが大事なので、すごく良い練習だったと思います」と、初日を振り返った。

 また、今回、初めて招集されたチーム最年少のGK伊名野慎(バルドラール浦安)は、練習からしっかり声を出して存在感をアピール。年上の選手たちにも臆することなく、指示を飛ばしていた。「サッカーでは相手について行けなくても、カバーリングしてもらえることがあります。でも、フットサルはコートが狭い分、カバーリングができません。やらないといけないところでやらないと、失点につながってしまいます。もし、この中でフットサルではなく、サッカーをやりたいという選手がいても、そこができたらサッカーでも生きると思うし、そういうところは、自分は一番年齢が下ですけど、発信していきたいです。フットサルも、サッカーも盛り上げたいです」と、その意図を語り、今後の2日間でも自分の持ち味を出していくことを誓っていた。

 U-18フットサル日本代表は、24日に午前と午後の2部練習、25日に午前練習を行う予定となっている。

文・写真=河合拓

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