カンボジア戦に出場したDF吉田麻也 [写真]=兼子愼一郎
17日に行われた2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選で、日本代表は敵地でカンボジア代表と対戦。オウンゴールとFW本田圭佑の得点により、2-0で勝利を収めた。
試合後、記者団の取材に応えたDF吉田麻也は「良かったですかね……。良かったかどうか、わからないです」と、勝利にも厳しい見解を示した。「もうちょっと前半にボールを動かして相手を疲れさせることも必要だった。カウンターを食らってムダなファウルやイエローカードをもらう場面もあったし、シュートまで持っていかれる場面もあった。前半は本当に評価できない」と、0-0に終わった前半の戦いを振り返った。
「選手間のバランスも、取られた後のバランスも良くなかった。後半ああいうふうに相手が間延びすることは分かっていたので、前半にもう少し我慢して後半に仕留める形でも良かったと思います。暑さも芝の状況もあるし、相手がホームでこれだけサポーターがいて、1つのチャンスですごく勢いづいてくることもあって、もう少し慎重に戦わなければいけなかった」
カンボジア戦を終え、2015年の日本代表の試合はすべて終了。6月に始まったアジア2次予選では未だ無失点で首位に立っている。「とりあえず無失点で終えたので、3月も続けていきたい」と同予選が再開する来年3月以降の戦いに意気込むと、「チームに戻ってそれぞれ試合に出ることが一番重要。僕も含めてヨーロッパにいる選手はそこが一番難しいところでもあるので、チームに帰ってまた頑張りたい」と主張した。
By サッカーキング編集部
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