2015.09.10

18歳の清水が代表初ゴール、フットサル日本代表はマレーシアとの2戦目に完勝

清水和也
清水の初ゴールを喜ぶ日本代表メンバー [写真]=河合拓

文・写真=河合拓

 フットサル日本代表は9日に大分合宿の最終日を迎え、フットサル・マレーシア代表と2試合目の親善試合を行った。前日は6-5と接戦を演じた日本代表だが、その反省を生かした2戦目では快勝を収めている。

 日本代表は、前日に行われた第1戦で負傷したFP皆本晃が欠場し、FP酒井ラファエル良男がFP仁部屋和弘、FP渡邉知晃、FP西谷良介とともに、ファーストセットで先発した。先に4失点を喫した第1戦の反省から、日本は慎重な試合運びを見せる。無理に相手ボールを奪いに行くのではなく、多少ボールを持たせておき、相手の得意とする速攻に出るスペースを消して試合の主導権を握った。

 攻勢の日本は前半3分、渡邉が左にボールを出し、西谷が折り返したボールを再び渡邉が受けてシュート。最初のシュートは相手選手に止められたが、こぼれ球を落ち着いてゴールに蹴り込み、先制点を挙げた。第1戦は3分でセットを変えていた日本だが、第2戦は4分ごとにセットを交代していった。セカンドセットは、FP小曽戸允哉、FP滝田学、FP中村友亮、FP芝野創太が出場。ピヴォに入った芝野がオーバーヘッドシュートでゴールを狙うなど、ゴールへの意欲を見せる。

 日本は8分にサードセットに変える。前日はプレー機会がなかったFP森秀太が、FP佐藤亮、FP室田祐希、FP清水和也とともに起用された。森は持ち味のボール奪取力を生かして、マレーシアに攻撃を許さない。9分に日本はカウンターを仕掛けると、ボールを持ち運んだ室田が森とのワンツーからゴールを決めてリードを2点にした。

 2点をリードした日本だが、ここからの時間帯はマレーシアにチャンスをつくられる。それでも決定機でGK藤原潤が好セーブを見せてゴールを死守。ミゲル・ロドリゴ監督は流れを戻すためにファーストセットに戻し、さらに仁部屋に代えて、FP稲葉洸太郎を起用した。稲葉を残して第2セットを中心にした17分には、稲葉のシュートを相手GKが弾いたところに詰めた中村がゴールを決め3点目を挙げる。

 18分には、日本にとって待望の瞬間が訪れる。左サイドでボールを受けた清水がボールを持ち、左足でシュート。強烈なシュートがゴールに決まった。この清水の代表初ゴールもあり、日本は前半を4点リードで折り返す。

 後半開始からわずか21秒、日本は渡邉の折り返しから西谷がヘッドでゴールを決めて、力の差を見せつける。後半7分には、速攻で2対3の数的不利の状況をつくられて1点を返されてしまう。試合時間が残り10分30秒となったところで、日本は2試合で唯一出場機会のなかったGK田中俊則を起用する。田中は速攻を受けた場面でも顔面で相手選手のシュートをブロックして、得点を許さない。守護神の奮闘にFPも応え、14分にはFP加藤竜馬がドリブル突破から渡邉のこの試合2点目のゴールを演出。さらに残り18秒にも森のパスから再び稲葉がゴールを決めて7-1と大差をつけてマレーシアに勝利した。

 試合後、ミゲル監督は「昨日と今日の試合では、全然違いました。全員が集中していました。昨日の試合後に結構、厳しい話もしていたので。それもあって良い方向に行ったと思います」と、予期せぬ苦戦を強いられた第1戦を良い糧にできたと話した。また、代表初ゴールを挙げた清水は、「ここしかないというところで打ったら、ああいう結果につながったので良かったです」と初ゴールを喜ぶ。さらに「代表でもこうして結果を残せたので、もっともっとリーグ戦から結果を残して、代表のメンバーに食い込んで行けたらと思います」と、初の代表活動で得た手応えを口にした。

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