2日の練習に臨んだ日本代表MF山口蛍 [写真]=兼子愼一郎
日本代表は2日、ロシア・ワールドカップのアジア2次予選のカンボジア代表戦を翌日に控え合宿3日目を行った。
同試合で先発入りが濃厚な国内組、浦和レッズ所属のGK西川周作、FC東京所属のDF森重真人、セレッソ大阪所属のMF山口蛍の3名が試合後に記者団の取材に応じた。
西川は、「日本のみなさんの期待をどの試合でも感じるので、たくさんの方の声援を受けられる喜びを感じながら明日はやりたいと思います」とカンボジア戦への意気込みを語ると、「これでしっかり勝てればアウェーにいい形で行けるし、明日はたくさんの方に笑顔で帰っていただきたいです」とサポーターに勝利を届けることを誓った。
「まずはチームが勝つことに集中したいと思います」と語る森重は、「ビルドアップのところが今回の試合はできると思う」と海外組が参加する今回のチームに期待。「引いてくる相手に対してセットプレーはひとつのチャンスであり、そこからゴールが生まれれば試合もうまく運べると思うし、そういう意味ではセットプレーも重要になってくると思うので、しっかりやりたいです」と自身もゴール獲得に意欲を見せた。
山口は、「東アジア(EAFF東アジアカップ2015)も含めて勝ちがない状況なんで、勝ちを狙いには行きたいと思います」とコメント。東アジアカップで初得点を決めた同選手は、ヴァヒド・ハリルホジッチ監督からミドルシュートの練習を指示され、「今以上にもっと貪欲になっていかなくちゃいけないと思いますし、FWだけじゃなくて中盤からも点をとれればすごくチームとして幅が広がると思う」と、ゴールへの意識を高めている。そして、「勝ちに対してはすごく飢えてる部分がある」と明かすと、「明日1つ勝てば勢いに乗れると思うので、そういった意味ではどういう格好でもいいと思うので、勝ちたいなというのはありますね」と意気込みを語った。
アジア2次予選グループEの4位につけている日本代表は、3日に埼玉スタジアム2002でカンボジア代表と対戦し、8日にはイランのアザディスタジアムにてアフガニスタン代表と戦う。