韓国戦に出場した日本代表DF遠藤航 [写真]= Getty Images
9日にEAFF東アジアカップ2015の最終戦で中国代表と対戦する日本代表は7日、中国・武漢市内でトレーニングを実施。練習後、ともに今回が代表初選出となったガンバ大阪所属のFW倉田秋と、湘南ベルマーレ所属のDF遠藤航がそれぞれ記者団の取材に応じた。
この日、朝9時半から武漢市内の全民健身活動センターで行われた練習で、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は就任以来最長となる約25分にも及ぶ青空ミーティングを行った。
暑い中行われた青空ミーティングだったが、倉田は「(長谷川)健太さん(G大阪監督)もそんなに長い間喋る監督じゃないですけど、タメになる話が多いんで、違ったいつも体験できない話とか、結構してくれるんで、全然苦じゃないですね」とコメント。内容については、「あんまり言いたくないですけど」と前置きしつつ、「強い気持ちを持つとか、日本に足りないこととか自分らに足りないことを結構率直にそう言ってくれるんで、素直に受け止めてくれてますね」と明かした。
一方、2試合連続でフル出場している遠藤は「やっぱり試合に勝っていないので。そこは物足りないと思っている」と感想を語ると、「守備に関してはある程度やらせないところはできていると思いますけど、もうちょい攻撃に絡む回数、運動量というところはまだ物足りないなとは思っています」と自身のパフォーマンスも振り返った。
日本代表は、9日に東アジアカップ最終戦で中国と対戦。2戦未勝利の日本代表は勝利で大会を終えたいところ。倉田は「まとまって強い気持ちを持って最後戦いたいですね」と意気込みをコメント。出場すれば3試合連続出場となる遠藤は、「準備はしないといけないと思っていますし、中2日じゃなく中3日なので、いい準備はできると思います」と意欲を語った。