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逆転負けに苛立ち見せるハリル「決定的なチャンスはたくさんあった」

2015.08.02

初黒星を喫したハリルホジッチ監督 [写真]=兼子愼一郎

 EAFF東アジアカップ2015が2日に開幕した。日本代表は北朝鮮代表との初戦を1-2で落とし、黒星発進となった。

 日本は3分、右サイドを上がったDF遠藤航からのクロスにMF武藤雄樹が合わせて、先制点を奪取。開始早々に代表初選出の両選手が貴重な1点をもたらした。しかし、78分に同点に追いつかれると、終了間際の88分には逆転ゴールを許し、ヴァイッド・ハリルホジッチ体制下で初黒星を喫した。

 試合後、ハリルホジッチ監督は「フィジカル的に準備ができていなかった。決定的なチャンスはたくさんあったが、仕事をしきれなかった。それに対して、相手は長身の選手が2つの決定的なプレーで試合を決定づけた」と振り返った。

 今大会に臨むにあたり「野心を見せてほしい」と繰り返していた指揮官だが、「選手たちはしっかり野心を見せたと思うが、フィジカル的な問題で制限された。選手は疲れていたし、忍耐が足りなかったと思う」とコンディション不良を強調。険しい表情で、足早にピッチを後にした。

 日本は5日、韓国代表と対戦する。

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