W杯への意気込みを語った茂怜羅オズ
7月9日に開幕するFIFAビーチサッカーワールドカップポルトガル2015に臨むビーチサッカー日本代表のメンバー発表会見が25日に行われた。
会見に出席したマルセロ・メンデス監督は、「1試合1試合を大事にしていきたい。自分たちのことを信じて、ベストを尽くせるよう頑張りたい」と意気込みを語った。
「非常にバランスが取れたチームだ」と話すメンデス監督。「牧野真二、田畑輝樹、尾田博文は何度もワールドカップに出ているベテラン選手。その中で、初出場の赤熊卓弥、大場崇晃、原口翔太郎という選手たちが若さを全面に出してプレーしてくれるので非常にバランスが取れたチームだと思っている」と自信を示した。
会見後にはキャプテンを務める茂怜羅オズも取材に応じ、「僕はブラジルで産まれましたけど、心は日本人。日本のことを愛しているので、やっぱり日本のために死ぬまで頑張りたいと思っている。日本のビーチサッカーの強さを世界に見せつけたい」と強い決意を口にした。
今大会の目標については、「まずは1試合目に勝つこと。それしか考えていない。そこからチームに火をつけて勝ち進みたい。日本のビーチサッカーのためにも結果を残したい」とコメント。「ワールドカップで『優勝を目指す』なんて簡単には言えないことだけど」と前置きしながらも、「僕はどんな大会でも優勝しか狙っていない」と力強く語った。
8大会連続8度目の出場となる日本は、開催国のポルトガル、アルゼンチン、セネガルと同じグループAに所属。日本は7月9日にポルトガル、同11日にアルゼンチン、同13日にセネガルと対戦する。各グループ上位2チームが準々決勝に進出する。