日本代表のハリルホジッチ監督 [写真]=Getty Images
日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督が、16日に行われるロシア・ワールドカップ、アジア二次予選初戦のシンガポール戦に向け、前日会見に臨んだ。
ロシアW杯への長い戦いの大切な初戦となるが、「まだ、予選ではありますが、いよいよ我々のワールドカップが始まります。すべての人が勝利を待っています。勝たないことが驚きになるほどの価値があると思っている。ただ、監督としては罠が仕掛けられていると思っています。相手を過小評価してはいけない。選手にはたくさんの話をしてきました。何人かの選手にとってはシーズンの最後になるので、『バカンスのことを考えるな』と。また、『集中して最後まで丁寧な仕事をしてくれ。そしてイラク戦のように大きな野心を持って戦ってくれ』とも話しました。選手のことを信頼しているし、彼らは私のメッセージを完璧に理解してくれていると思っています」と、選手への信頼を口にするとともに、気を引き締めた。
当初はアウェーでのW杯予選初戦となる予定だったが、相手側の要望もあり、ホームでの開催に入れ替わることになったシンガポール戦。「いい雰囲気になると思うし、サポーターも一緒に戦ってくれていると思うし、いい試合、スペクタクルな試合をして皆さんを喜ばせたい」とホームに集まるサポーターへの勝利も約束している。