練習後、取材に応じた酒井高徳 [写真]=兼子愼一郎
16日にロシア・ワールドカップのアジア2次予選初戦でシンガポールと対戦する日本代表は13日、埼玉県内でトレーニングを実施した。練習後、シュトゥットガルトに所属するDF酒井高徳が記者団の取材に応じている。
11日のイラク代表戦では出番が訪れなかった酒井高。同世代や下の世代の選手が活躍しているが、これについては「何を持って活躍しているかっていうところが前提にあると思うし、出られるのは、やっぱり11人と交代で入った選手だけだというふうに思っている。もちろん下からもどんどんどんどんいい選手が出てくるっていうのは、自分の場所がなくなるっていう怖さもある」と、ポジションを失うことに不安を感じている様子。
一方で、競争力が高くなることについては「日本にとってはすごくプラスなことなので、そこはやっぱり自分としてしっかりやっていきたいなと思うし、ただそこで負けるってつもりもない。今まで通り、『自分が(ポジションを)取るんだ、出るんだ』って気持ちで100パーセント練習にも試合にも、そしてチームに戻ってからもやるってスタンスは変わらないかなと思いますけど」と、日本代表にとってはいいことだと話し、今後もアピールを続けることを誓った。