12日の練習で右足を負傷した武藤嘉紀(左)[写真]=小林浩一
12日の日本代表候補合宿で右足を負傷したFC東京所属のFW武藤嘉紀が、13日の練習参加を回避した。
日本サッカー協会の霜田正浩技術委員長によると、武藤はこの日午前に千葉県内の病院で精密検査を実施。右太もも前部の打撲と診断された。霜田技術委員長によると、「今回の候補合宿は、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督のメッセージを伝えることも大きな目的」という説明もあり、13日まで行われている合宿には最後まで帯同することになった。
また、セレッソ大阪に所属するMF山口蛍が13日の午後練習に別メニューで参加。午前の練習にはほぼ合流していたが、昨秋に負傷した右ひざが手術から1年未満であること、ゴールデンウィークの連戦で右ひざに疲れが溜まっていることを考慮し、メディカルチームが大事を取って判断した。