パレスチナ戦に向けて前日練習を行う長友 [写真]=兼子愼一郎
パレスチナ代表とのアジアカップ初戦を翌日に控えた日本代表は11日、試合会場となるニューカッスル・スタジアムで公式練習を行った。
自身2度目のアジアカップに臨むインテル所属のDF長友佑都は、練習後に「僕が今強く思っているのは、どれだけチームのためになれるかということです」と現在の心境を明かした。
また、同選手は「ワールドカップでは、自分の中のエゴの部分や、自分の中の理想のサッカーを求めすぎたのかなという思いがあります」と、ブラジルでの戦いを思い起こし、「そのエゴの部分が、チームのために犠牲になるという部分を上回ってしまうと、いいプレーはできません」と語った。
1分2敗でグループステージ敗退となり、悔しい思いをしたブラジル・ワールドカップの経験を踏まえ、最後に長友は「今回はチームのためにどれだけ走れるか、犠牲になれるかを課題に置いています」と述べた。