1日に練習を行った酒井高徳 [写真]=小林浩一
2日、日本代表は9日からオーストラリアで開催されるアジアカップに向けた国内合宿5日目の練習を実施。練習後、シュトゥットガルトに所属するDF酒井高徳が記者団の取材に応えている。
12月31日に発表された背番号で、しばらく背負っていた3番から21番へ変更されたことについて「(3番に)少し愛着があったんで」と、少し残念そうな様子。
2011年の前回大会や、昨年のブラジル・ワールドカップでもけがに苦しめられた酒井だが、今回は万全の状態で臨めそうなことについて「体は非常にいい状態だと感じている」と語り、また「けがをしないようにしっかり頭を働かせてプレーしている」と、自らもけがに気をつけて練習していることを明かしている。
南半球のオーストラリアは、現在は夏の季節だ。気温の差など、コンディション調整においてのポイントについて「一番は水分補給」だとし、「普段からこまめに水を取るところから始めないといけない」と対策を考えている模様。また、もともと暑いのは苦手なようだが、「出来るだけ部屋でエアコンをつけない」とも述べた。
これまで日本代表の主要大会ではあまり出番がなかった酒井だが、今回はDF内田篤人の負傷離脱により先発での起用が濃厚。連覇のかかる大会に向けて「初戦でいかに乗れるかか乗れないか。やっぱり初戦でしっかり勝つことが大事だと思うので、そこをチームとして緊張感を持ってやりたい」と意気込みを語っている。
日本代表は、練習後に現地のオーストラリアへ移動し、12日に行われるパレスチナ戦でアジアカップの初戦を迎える。