国内合宿3日目に臨んだ清武(中央) [写真]=小林浩一
日本代表は31日、来年1月9日からオーストラリアで開催されるアジアカップに向けた国内合宿3日目の練習を実施し、約90分間の練習を行った。練習後、ハノーファー所属のMF清武弘嗣が記者団の取材に応えている。
ハビエル・アギーレ監督体制下で初招集となった清武。合宿での3日間を過ごし、監督の印象について「ゲームの時もつねに喋ってるって感じでしたけどね。パワーあふれる監督じゃないかと思います」と、率直な感想を述べた。
連覇を目標とする今大会について「常に大きい大会は初戦が重要なので、パレスチナ戦が一番大事だと思います。そこに照準を合わせていければ」と語り、まずは初戦に勝ってチームを勢いに乗せることを望んでいる。
これまでの中東やアジア地域のチームとの対戦について、「すごくやりにくいチームが多いし、今までも苦戦を強いられたことがあった」と振り返り、その経験を踏まえて、「そういう相手にどういう戦いが出来るかすごく楽しみですし、しっかりと勝てればいいと思います」と難しい相手ではあるが、攻略することを楽しみにしていると明かした。
アギーレ監督の戦術の下、中盤でプレーすることについては「すごく走る距離が多い中でも楽しさはすごくあるし、色々と新鮮なので、学びながらやっていければいいと思います」と、先発奪取への意気込みを語っている。