FOLLOW US

本田が子どもたちを直接指導「大人に笑われるくらい大きな夢を持つこと」

子どもたちとハイタッチをかわす本田圭佑

 12月27日、バンコク郊外のサッカー場で「HONDA’s SOLTILO SOCCER SCHOOL in Thailand 2014」が開催され、ミラン所属の日本代表FW本田圭佑が約60名のタイ人小学生、タイ在住の日本人小学生を、約3時間にわたって直接指導した。

 FK対決やミニゲームで子どもたちと一緒に汗を流した本田は、「毎回のことですけど、自分が何かを与えられればと思って来たのに、自分が子どもたちから何か大きなものをもらっているような気がします。それは彼らの純粋さというか、『将来プロサッカー選手になりたい』『他の何かになりたい』という、強いまなざしというのを感じました」と、子どもたちとの交流に充実感を示した。

 本田はこれまでにもオランダ、ドイツ、上海、日本国内でも各都市でサッカースクールを開催。子どもたちに最も伝えたいことは「大きな夢を持つこと」だと語る。

「周りを気にして現実的な目標を定めるのではなくて、今の自分では『もしかしたら無理なんじゃないかな』と思うような目標を子どもの頃に掲げる。その夢に向かって1日1日やっていく。大人たちがその夢を見た時に笑うというか、バカにするくらい大きな夢をまず一つ目に持つ。それが最も大事なことだと思っています」

 今回も、子どもたちが配られた「夢ノート」に自分の夢や目標、またそれを実現するためには何をすればいいかを記入する場面が見られた。本田は「自分自身も子どもの頃、自分なりに何をやるべきか、練習前にどういったことをやるのかをしっかり整理しながら、ノートに書いて練習に臨みました」とサッカー少年だった頃を振り返ると、「ノートを毎日つけることの重要性だったり、目標、夢を持つ大切さを子どもたちに伝え続けていきたい。それは自分のプレー以外でも、自分自身の使命かなと思っています」とコメント。子どもたちへメッセージを送ると同時に、スクール開催に込めた思いを明かした。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

RANKING今、読まれている記事

  • Daily

  • Weekly

  • Monthly

SOCCERKING VIDEO