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前線で奮闘の岡崎「点を取る時に取らないと。FWとしてそれに尽きる」

2014.10.15

ドリブルでミランダをかわしにかかる岡崎 [写真]=Getty Images

 国際親善試合が14日に行われ、日本代表とブラジル代表が対戦。バルセロナに所属するFWネイマールが4得点を挙げる活躍を見せ、4-0でブラジルが大勝した。

 同試合でワントップとして先発出場し、後半途中までプレーしたマインツ所属の日本代表FW岡崎慎司は、「こういう耐える時は耐えるサッカーをしながらも、やっぱり前は個で攻めて。自分たちが失点する時は、(攻撃に)人数かけすぎて、ボール取られてカウンター受けている。2、3人で勝負するものに持っていくためにはやっぱり前が個の能力を上げないといけない」と個人の力量に言及。

「結局は取られ方が前と一緒。それはやっぱり残念ですね。自分たちがやっていることで相手を封じ込めるようなサッカーをしていて、一発でやられるっていうのは、チームとして絶対やられちゃいけないっていうのを認識しなきゃいけない」と前掛かりになった時に受けるカウンターで失点する形の多さを指摘すると、「逆に点取る時は点取ってあげないと、そういう意味ではFWとしてはそれしかないし、そこに尽きるなという感じです」と、ポストにヒットするシュートを打つなどしながらも無得点に終わった結果を悔やんだ。

 前線で起点になるべく、ボールを収めて奮闘した岡崎。「自分に収まった時はチームがうまくいくし、自分にもチャンスが来るし、そのやり取りを今日もできた」と戦術上、自身が起点になることの大切さを語ると、「もう次に進むしかないし、4-0で負けて、『ブラジル強え』ってなっていても意味ないし。強いことは分かっているし、もうやってくしかない。Jリーグでやっている選手もいっぱい出られたことはすごくよかったと思う。助けになってあげられなかったのは、悔しいなと。それだけですね」と続け、顔を上げた。

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