試合後、ネイマールと言葉をかわす本田 [写真]=Getty Images
国際親善試合が14日に行われ、日本代表とブラジル代表が対戦。バルセロナに所属するFWネイマールが4得点を挙げる活躍を見せ、4-0でブラジルが大勝した。
同試合で後半から途中出場したミラン所属の日本代表FW本田圭佑は、「悔しいですね。若い選手と違って何度もブラジルに負けているんで、ホントにやる度に悔しさが倍増していくという。改めて現実を突きつけられた印象です」と悔しさを素直に口にする。
相手のエースに4発を叩き込まれるという結果には、「(1人に1試合4得点は)記憶はないですよね」と話す本田は、「さすがだなと思いますし、上には上がいるなという印象です。それを知る度に自分はもっと上に行きたいと強く思うんで、そういう意味でこういう試合を組んでもらえたことには感謝したいし、今日に限ってはブラジルをただただ称賛したいというか、おめでとうと言いたいです」とネイマールをはじめとするブラジルのプレーを称えた。
代表が進化するためにも、攻撃に専念することを話していた本田だが、「でも全部僕がやれるわけではないんで、そこはそれぞれの選手がパワーアップしないと結局、ブラジルには勝てませんので。割り切って自分の能力を高めていくことに集中したいと思っていますけどね。まだ自分自身も今シーズンから新しいプロジェクトに取り組み始めましたんで、ホントの意味でパワーアップするにはまだまだ時間がかかると思っていますし、あくまで少し手ごたえが自分の中でつかみ始めている程度なんで、本格的に自分が成長していくのはこれからかなと思っていますし、その自信はあります」と答え、自身がこれからもまだまだ伸びる要素があると強調している。