川島永嗣がウルグアイ戦を振り返った [写真]=兼子愼一郎
キリンチャレンジカップ2014が5日に行われ、日本代表とウルグアイ代表が対戦。ホームでハビエル・アギーレ監督の新体制初戦を迎えた日本代表だが、前半にエディンソン・カバーニ、後半にアベル・エルナンデスの得点を許して0-2で敗れた。
先発出場したスタンダール・リエージュのGK川島永嗣は、2013年8月にも対戦したウルグアイ代表の印象について、「去年ほどの勢いはなかったと思う。そういう意味で、自分たち自身ももっとやるチャンスがあったし、ただそこで、自分たち自身も限られた時間の中ではっきりとやれないもどかしさもあったと思う」と、コメント。「ただ、それを含めても、もっともっと思い切りの良さがあってもよかったと思うし、チームとしてもそうですけど、やっぱり個々の良さが出るのが一番だと思う」と、続けた。そして、「もう1試合あるので、チームとしてもそうですし、新しく呼ばれた選手たちも含めて、皆それぞれがイキイキするような試合ができたらいいかなと思います」と、次を見据えた。
ウルグアイ代表との力量差については、「積み重ねでしか埋められないと思うし、協会がこういう形で強い相手と(試合を)設定してくれて、今後も強い相手とやれる機会を作ってくれている」と、話したうえで、「過去の4年間の中でコンフェデ(レーションズカップ)も含めて、強い相手とやってきた経験というのも1つですし、それが自分たちの中で積み重なってアイデンティティになっていくと思う。例えば1試合が終わって全てが成長できるわけではないと思うし、こういう試合で結果や自分たちがやるべきことを追い求めて、1試合1試合を積み重ねていくことも、より日本代表を強くする道じゃないのかなと思います」と、コメントした。
日本代表は9日に、横浜国際総合競技場でベネズエラ代表と対戦する。