新しいスパイクを手にする宮市亮[写真]=野口岳彦
2013−14シーズンを終え、日本に帰国中の宮市亮(アーセナル)が、愛用するナイキのスパイク『マーキュリアル』の性能と魅力について語った。
中学時代から一貫して履いているという『マーキュリアル』は“爆発的なスピード”をコンセプトととしたスピードモデル。その履き心地には「すごく軽くて、それだけでスピードを後押ししてもらっている感じがする」と信頼を示し、さらに「アッパーが薄くてタッチの感覚がダイレクトに伝わります」と、自身の持ち味であるドリブルや快足にマッチした“パートナー”の魅力を解説した。
スパイクのこだわりの一つに「デザイン」を挙げた宮市は、「昔は色で選んでいました。やっぱり目立ちますから(笑)。好きな色は赤とか緑とかですね」と語り、続けて独特な靴紐の結び方も明かしてくれた。それは「絶対に解けない結び方」。中京大中京高時代の先輩に教わったという“秘技”は蝶結びにアレンジを加えたもので、左右に作った輪を結ぶ際に、片側の輪を一度ではなく二度、結び目に通すというもの。「これは他のところでは話したことないです(笑)」
ナイキが誇る4サイロの一つ、『マーキュリアル』は宮市の他に、クリスチアーノ・ロナウドや長友佑都といったスピードが売りのトッププレーヤーが着用している。