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日本代表を率いて約4年…アルベルト・ザッケローニ氏が涙の離日

2014.07.01

涙を滲ませながら離日したアルベルト・ザッケローニ氏(右)

 約4年間、日本代表の指揮を執ってきたアルベルト・ザッケローニ氏が7月1日、羽田空港から離日した。見送りには、原博実専務理事兼技術委員長、日本代表MF長谷部誠、同DF内田篤人ほか、スタッフらが現れた。出発直前、報道陣の取材対応時には目を潤ませていた。

 現在開催されているブラジル・ワールドカップで、日本代表はグループリーグを1分2敗で終え、2大会ぶりに決勝トーナメント進出を逃している。ザッケローニ氏は6月25日、「今回の結果の責任は私が負いたい」と指揮官辞任を発表していた。

 2010年夏に日本代表監督に就任したザッケローニ氏は、初采配となった埼玉スタジアム2002でのアルゼンチン戦に1−0で勝利し、白星スタートを切る。2011年に行われたカタールでのアジアカップを制し、2013年6月には日本代表の5大会連続となるワールドカップの出場権を獲得。同年には東アジアカップでも優勝した。

 ザッケローニ氏は就任以来16試合無敗、通算55試合で采配を振るい30勝12分13敗という結果を残した。また、ワールドカップに臨む日本代表メンバー選出にあたり、自らスタジアムに足を運び232試合を視察している。

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