試合後に悔しさをにじませたGK川島(左) [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第2節が19日に行われ、グループCでは日本代表とギリシャ代表が対戦した。ギリシャのDFコンスタンティノス・カツラニスが38分に退場したことで数的優位に立った日本は、ボールを支配して試合を優勢に進めたものの、最後までギリシャゴールを割ることができず、スコアレスドローに終わった。
初戦のコートジボワール代表戦に続き、フル出場を果たしたGK川島永嗣は試合後、「どんな形であれ、得点が必要だった」と振り返った。
「グループリーグ突破の可能性をつないだという意味では良かったのかもしれない。でも、僕は試合に勝つためにやっているし、勝てなかったという事実は自分の中で変わらない」
また、前半に退場者を出したことで、より守備的となったギリシャについては、「相手は守らせれば堅いチームで、彼らにとって得意な形になったと思う」とコメント。「そういう中でも自分たちはもっとチャンスを作っていかなきゃいけなかった。最後の最後でゴールには届かなかった。最後の部分が足りなかった」と続け、数的優位な状況を活かせなかったことに悔しさを滲ませている。
日本は24日、2連勝で決勝トーナメント進出を決めたコロンビア代表と対戦する。