ザック、本田圭佑への信頼を強調「とても重要で、優秀な選手」

　ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第2節ギリシャ戦を翌日に控えた日本代表は18日、試合会場となるエスタディオ・ダス・ドゥナスで記者会見とメディア対応に臨んだ後、公式練習を実施した。

　前日会見に臨んだアルベルト・ザッケローニ監督が、選手たちに言及した。

　負傷明けながら、14日の第1節で先発出場したMF長谷部誠の起用について、ザッケローニ監督は、「私は、第1節ではキャプテンがトップレベルでどれだけプレーできるかを知っていた。明日についても知っている。ピッチでどれだけプレーできるのかわかっている」と、コメントした。

　また、MF本田圭佑への期待を問われると、「本田は、今までやってきたことをやるだろうと思う。先日も非常にすばらしいプレーをしたと思っている。チームの中で、意味のある存在だ。他の選手と同様に、全てのチームが個々のパフォーマンスでもって成長するものだと思っている。つまり、今までの試合を積み重ねていくということだ」と、話したうえで、「4年間、良いプレーをしてきた選手に私は頼ったと言える。4年間、よく成長してきていると思っている。本田はとても重要な選手だ。海外で最も重要なクラブでプレーしている。とても優秀な選手だと思っている」と、信頼を強調した。

　そして、「監督の役目として、選手が戦術的、心理的、体力的に全ての準備ができたことを見届けて、ピッチに送るものだ。ピッチに送り出す時には、彼らは何をしなければならないのか、わかっている。そのことを確認して送り出すんだ。彼らに私が求めるのは、今までの最高の試合でやったのと同じパフォーマンスをしろということだ」と、話した。