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初戦悔しい敗戦も、日本ファンが試合後ゴミ拾い…海外メディア賛辞

2014.06.16

W杯コートジボワール戦での敗戦後、サポータに挨拶する日本代表 [写真]=Getty Images

 日本代表は14日、ブラジル・ワールドカップのグループC第1節でコートジボワール代表と対戦し、1-2で敗戦している。この試合終了後、日本代表サポーターたちがスタジアムのゴミ拾いを行っており、その行為を、現地のブラジルメディアやイギリス紙などが称えている。

 ブラジルのレシフェにあるペルナンブコ・アリーナで行われた同試合は、前半に日本が先制するも、コートジボワール代表FWディディエ・ドログバが後半途中から出場した直後に、立て続けに2失点し、悔しい逆転負けとなった。そんな敗戦にも関わらず、試合後に掃除をするサポーターたちを見て海外メディアが以下のように反応している。

 ブラジルメディア『グローボ』は、ツイッターやフェイスブックに挙げられた、日本代表サポーターがゴミ拾いをしている写真と共に、記事を掲載しており、「コートジボワールに負けたにも関わらず、試合後に日本の教育と礼儀を見せた」と称賛。

 またイギリス紙『メトロ』も、「フットボールファンは、大事な試合に負けるとゴミを投げ、スタジアムを汚すことが多い。しかし日本のサポーターは善意の精神を忘れなかった」とし、同じく写真を挙げており、「これらの写真は『信じられない』や『驚くべきこと』と表現する必要はないだろう。だが近年の試合で、日本以外の他にこのような光景を見るのは珍しいことである」ともコメントしている。

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