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コートジボワール、ドログバの1G1Aで勝利…格下相手に劣勢の場面も

2014.06.05

エルサルバドル戦で1ゴール1アシストの活躍を見せたドログバ [写真]=Getty Images

 国際親善試合が4日に行われ、エルサルバドル代表とコートジボワール代表が対戦した。

 ブラジル・ワールドカップ北中米カリブ海2次予選で敗退したエルサルバドルと合宿先のアメリカで対戦となったコートジボワールは、同試合が本大会前最後の国際親善試合となる。

 ワールドカップで日本代表の初戦の対戦相手であるコートジボワール代表は、同試合に主力を投入。スタメンはGKにブバカル・バリー、DFラインは右からセルジュ・オーリエ、スレイマヌ・バンバ、マラリア感染から回復したコロ・トウーレ、アルトゥール・ボカの並びとなった。ダブルボランチにシェイク・ティオテとセレイ・ディエが入り、2列目にはサロモン・カルー、ジェルビーニョ、マックス・グラデル、ワントップでディディエ・ドログバがスタメンとなった。負傷の治療によりチーム合流が遅れたヤヤ・トゥーレはベンチスタートとなっている。

 試合は開始9分に動く。ゴール正面やや右でボールを受けたドログバがペナルティエリア内へスルーパス。抜け出したジェルビーニョがGKを落ち着いてかわしてからゴールへ流し込み、コートジボワールが早々に先制する。

 試合の主導権を握るコートジボワールは43分、カウンターからティオテのロングスルーパスに反応したジェルビーニョが左サイドを突破。ペナルティエリア内左の深い位置から中央に折り返すと、今度はドログバが飛び込み、右足のシュートをゴール右へ決め、追加点を得て試合を折り返す。

 選手交代なしで迎えた後半、エルサルバドルがボールを持つ時間が増える。コートジボワールは60分にショートコーナーからのクロスをバンバがゴール前で合わせたが、ヘディングはクロスバーを越える。

 直後、コートジボワールはドログバがベンチに下がり、ウィルフリード・ボニーが出場。後半ペースを掴んでいたエルサルバドルは70分、左サイドを崩すと、ファーサイドへのクロスを折り返し、ゴール前でハーバート・ソサがボレーシュートを打つがクロスバー超える。直後にもスローインからペナルティエリア内左でダーウィン・セレンが狙ったが、ゴール左を襲ったシュートはGKバリーが好セーブを見せた。

 迎えた75分、コートジボワールはK・トゥーレがクロスボールからの競り合いで相手選手を倒し、エルサルバドルにPKを献上。これをアルトゥーロ・アルバレスが決め、1点を返す。試合はその後、スコアは動かず、コートジボワールが2-1で逃げ切った。

【スコア】
エルサルバドル 1-2 コートジボワール

【得点者】
0-1 9分 ジェルビーニョ(コートジボワール)
0-2 43分 ドログバ(コートジボワール)
1-2 75分 アルバレス(PK)(エルサルバドル)

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