2014.06.05

「自分が後退した覚えはない」…復調に自信を見せる本田圭佑

本田圭佑
強気なコメントを残した本田圭佑 [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップ本番前最後のテストマッチとなるザンビア戦が6日に迫ってきた。今のチーム状態を実戦で確認できる機会はこの試合しかない。

 2006年のドイツ大会では、最初のテストマッチだったドイツ戦で好勝負を演じた後、マルタ戦で気の抜けた試合をして、チームの士気が低下。そのまま本大会で失敗した苦い過去がある。8年前の悪夢を繰り返さないためにも、ザンビア戦では5月27日のキプロス、2日のコスタリカ戦よりも、内容・結果ともに前進した印象を残す必要があるだろう。

 その重要な一戦を2日後に控えた4日、絶対的な点取り屋のFW岡崎慎司が微熱を出し、練習を休むアクシデントが発生した。夕方のトレーニング開始時点で熱は下がり、落ち着いているようだが、その後の回復具合が気になるところだ。

 ひざの負傷で別メニューが続いていたDF酒井高徳、MF長谷部誠は最初のウォーミングアップには加わっていたが、非公開になった後は再び全体練習から離脱した。酒井高徳はダッシュなども消化し、合流間近であるというが、長谷部の方はかなり現状は厳しそうだ。このままだと10日後のコートジボワール戦(レシフェ)に間に合わない恐れも少なからずありそうだ。とにかく早い回復を祈るしかないだろう。

 この日の練習前にはDF内田篤人、DF吉田麻也ら主力がメディア対応に登場。MF本田圭佑もアメリカ入りしてから2回目の取材に応じた。彼は、現在のチーム状況を前向きに捉えているようだったが、「チームとして、先制点を取られたら負ける。そういう危機感を持って戦わないといけない」と、コスタリカ戦でも繰り返した守備の課題をズバリ指摘するとともに、修正の必要性を強調した。

 懸念される自身のパフォーマンスについては、「自分自身、常に進化していると思っているし、ひざをけがした時も後退した覚えは一度もない」と、周囲のネガティブな見方を一蹴した。そのうえで、「自分の得点は確かに伴っていない。そこはしっかり受け止めたい。ただ、自分の得点を最優先に考えているわけではないので、1つ得点に絡んだプレーで自分が結果を出す、そういうことを徐々に高めていけたら。手ごたえは感じているし、さらに上がっていくと思います」と、フィニッシュの精度や迫力を向上させていく構えだ。自分がゴールに絡むことがチームの勝利につながると、大黒柱は考えているのだろう。

 最近、あまり決まっていないFKについても本田は厳しく突っ込まれたが、「精度が落ちていると言われても、それが今まで自分のFkを見ていない人の発言としか言いようがない。大事なところで外したあとで、それを叩いてくれればいい」と、本番を見て判断することを報道陣に求めた。

 有言実行男から弱気な一面が全く見られなかったのは、日本代表にとって朗報だ。やはり強気でなければ本田ではない。どんな苦境に直面しても、本田らしいスタイルで本番に照準を合わせてほしいものだ。

文=元川悦子

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