ブラジル・ワールドカップに臨む日本代表は21日、鹿児島県指宿市で合宿をスタートさせた。
約半年ぶりの代表合宿となったニュルンベルク所属の長谷部誠は「ピリッとというか、練習の時は集中してますけど、結構ハードな練習なんで、声かけあってやってます」と初日の練習を振り返った。練習前にアルベルト・ザッケローニ監督から、チームに伝えられたことについては「監督からは、この合宿ではフィジカル的なことと、チームとしての戦術を確認すると。約半年の中で3日活動がありましたけど、チームとしてほとんど集まってないんで、もう1回コンセプトを思い出すというか、それをやるっていう話でした」と言及した。
今シーズン、2度の右膝手術を受け、10日ブンデスリーガ最終節で実戦復帰とコンディション面が懸念されていることには「とにかくこの合宿くらいしかコンディションを上げる激しいトレーニングはね、できないので、今とにかく上げて、本番で走れるようにって形でやってます」と指宿合宿でトップフォームを取り戻すことに自信を示した。
日本代表は25日指宿で合宿を行い、27日にキリンチャレンジカップのキプロス戦に臨む。