2014.05.21

U-19日本代表合宿に呼ばれた新戦力、奥川と石田が刺激をもたらすか

京都U18の奥川【写真】=安藤隆人

 本連載の著者である安藤隆人氏は、元銀行員という異色の経歴を持つサッカージャーナリスト。今では、高校サッカーを中心に日本列島、世界各国を放浪し精力的な取材を行っている。巷ではユース教授と呼ばれる。本連載では安藤氏の“アンダー世代”のコラムをお届けする。

文=安藤隆人

 10月にAFCU-19選手権を控えるU-19日本代表(監督は鈴木政一)の福島合宿が、21日で終了した。18日から4日間かけて行われたこの合宿に、初招集されたのが、京都U-18のMF奥川雅也、磐田U-18のDF石田崚真、愛媛FCのFW表原玄太の3人。この中で、奥川と石田の2人について紹介をしたい。

 奥川は京都U-18では左サイドのアタッカーを務めるが、高円宮杯プレミアリーグウェスト・第4節の京都橘戦では、ツートップの一角を務めるなど、高い攻撃センスを誇る。

 武器は、切れ味鋭いドリブル。巧みなボールコントロールとボディーバランス、高いアジリティーを駆使して、DFに囲まれても細かいボールタッチと一瞬のスピードで、一気に突破できる能力を持つ。とにかく仕掛けるという姿勢は見ていて気持ちがいい。奥川のドリブルが鈴木ジャパンにどういった化学変化をもたらすのか楽しみだ。

 石田は昨年、U-17W杯を経験。磐田U-18では1年生から不動の右サイドバックとしてプレー。豊富な運動量とパスセンスを駆使し、右サイドで献身的なアップダウンを見せる。一昨年はアジアを、昨年は世界を経験し、守備力が格段にアップ。現在、U-19日本代表の右サイドバックのポジションは、不動と言われている広瀬陸斗(水戸)、右サイドバックで新天地を開こうとしている宮原和也(広島)、今回は招集されなかったが、神戸ユースの藤谷壮らが争っている。石田がそこに割って入る力は十分にある。

 本番まで5ヶ月を切った。U-19日本代表は、過去3回連続でAFCU-19選手権準々決勝で敗れ、U-20W杯の出場を逃している(※ベスト4に入れば出場権獲得)。前回のU-20W杯出場は、内田篤人、森重真人、香川真司がいた2007年カナダ大会までさかのぼらないといけない。何が何でもアジアを突破したいU-19日本代表に、新戦力が新たな刺激をチームにもたらすことできるか。

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