バーコードフットボーラーのCM出演が決まった遠藤保仁
ブラジルW杯に臨む日本代表23名に選出されたG大阪の遠藤保仁が、スマートフォンアプリのサッカーゲーム『バーコードフットボーラー』のTVCMに出演することが明らかになった。
今年の3月に大阪府内で行われたCM撮影の合間に、インタビュー取材が行われ、W杯に向けて次のように語っている。
――南アフリカW杯と比べて、今回はどういった部分に違いがありますか?
遠藤 南アフリカのときも良い結果を出すために、全力を尽くすという気持ちだけでした。今回のブラジルも、同じ気持ちで臨みたいとは思っています。特別変わることはありません。
――チームとして変わったことはありますか?
遠藤 チームとしては、1番上を目指してるので、選手の意識も高いです。全員がW杯の重要性を理解しているので、南アフリカのときよりも、気持ちが強いんじゃないかと思います。
――大会目前に迎えていますが、緊張はありますか?
遠藤 僕は緊張しないですね。
――あまり緊張はしないほうです?
遠藤 サッカーではないですね。
――では、サッカー以外も含めて今までの人生で最も緊張したのいつですか?
遠藤 運転免許の最後の筆記試験のときですね。結果発表のときが、空港にあるようなパラパラめくれて番号がでるのだったんですが、僕の番号が後のほうだったので、それを待つ時が一番緊張しましたね。そこで落ちたら、凄く面倒くさい、手続きが必要だったんで。『なんとか受かってくれ』とていう感じでした。最後に緊張したのはそのときですね。僕が18歳のときでした。
――現在日本代表のキャップ数が歴代最多の141試合ですが、
それについてはどう思いますか?
遠藤 誇りにも思っています。この記録をまだまだ伸ばしていきたいですね。
――W杯でその数字がどんどん増えてくと思われますが、どこまで伸ばしていきたいと思いますか?
遠藤 代表は、絶対選ばれるという保証が1つもないありませんから、毎回最後だと思っています。W杯が1つの区切りにはなるとは思います。それでも、増やせるだけ増やしたいですね。
――気が早いかもしれませんが、4年後のイメージはありますか?
遠藤 全くないですね。来年のイメージすらないので。僕はどちらかと言うと1試合1試合、自分を成長させていくために、何をしなきゃいけないかを考えるタイプですね。
――141試合のキャリアを積むことができた大きな理由は何でしょうか?
遠藤 監督が変わればねサッカーのスタイルも変わりますし、好き嫌いもあるでしょう。そういう意味では、あんまり影響されないポジションというのが1つあると思います。あとは、大きな怪我がないことも1つの要因だと思います。でも一番はガンバ大阪という強いクラブにずっといたということだと思います。
――歴代の監督に、遠藤さんの何を買われて呼ばれていたと思いますか?
遠藤 1番は波が少ないところだと思います。それは、自分の特徴でもあるのかなと思っています。
――最後にワールドカップについて。7月13日は決勝戦ですが、遠藤選手は何をされていますか?
遠藤 ブラジルのマラカナンで決勝を戦って、必ず優勝していると思います。
——自信のほどは?
遠藤 自信がないと行きません。自信はあります。
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