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仙台が梁の今季初得点で3連勝…C大阪敗戦、柿谷・南野は途中交代

2014.05.10

 J1第13節が10日に行われ、セレッソ大阪ベガルタ仙台が対戦した。

 第11節ではディエゴ・フォルランと柿谷曜一朗のアベックゴールで勝利したC大阪。6日に行われたACLの広州恒大戦ではホームで1-5と大敗を喫したが、日本代表候補も多く在籍しており、メンバー発表前に良い試合を見せたい。一方の仙台は、17位に沈むが現在は2連勝中と好調だ。


 試合は21分、左サイドからのクロスをフォルランがトラップから反転シュートで狙ったが、枠の左へ外れる。38分にはロングボールをペナルティエリア外に飛び出した仙台GK関憲太郎がクリア。そのボールを柿谷がダイレクトのループシュートで狙ったが、カバーに入った鎌田次郎がクリアした。

 アウェーの仙台は42分、左サイドからのクロスを武藤雄樹が落とし、梁勇基がシュートするが、GKキム・ジンヒョンが防いだ。C大阪は前半終了間際に、ゴールやや遠い位置で得たFKをフォルランが直接狙ったが、クロスバーを直撃し、得点ならず。前半はスコアレスで折り返す。

 後半、優勢に進めるC大阪だが得点を挙げられず、63分には南野拓実を下げ、楠神順平を投入する。劣勢だった仙台は65分、ロングボールに抜けた途中投入の赤嶺真吾が飛び出したGKの頭上を越えるループシュートを放つが、ゴール右に外れてしまった。

 72分、C大阪は左サイドにパス交換から流れた柿谷のクロスを、フォルランがヘディングで合わせたが、浮き球となったボールはGK関が弾いた。直後にもフォルランはミドルシュートで仙台ゴールを脅かす。

 C大阪がゴールを割れずにいると仙台は83分、右サイドからのグラウンダーのパスを赤嶺が受け、エリア内右へスルーパス。抜け出した梁が決めて、仙台が終盤に先制点を獲得する。梁は今季初得点となった。失点直後にC大阪は柿谷を下げ、永井龍を投入したが、得点を挙げることができず。1-0で仙台が勝利した。

 仙台はリーグ戦3連勝。C大阪はリーグ戦4試合ぶりの黒星となった。

【スコア】
C大阪 0-1 仙台

【得点者】
0-1 83分 梁勇基(仙台)

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