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山口蛍とのコンビに期待感の細貝萌「組めれば楽しみのひとつ」

2014.03.03

日本代表合宿初日の練習に励む細貝 [写真]=兼子愼一郎

 5日に行われるキリンチャレンジカップ2014でニュージーランド代表と対戦する日本代表。国立競技場で最後の代表戦となる同試合に向け3日、合宿が始まった。

 ヘルタ・ベルリンに所属するMF細貝萌は、練習後以下のようにコメントした。

「(ニュージーランドは)筋肉量的にも多い分、フィジカルが強いとは思いますけど。でも、例えばコロンビアとか、ドイツだとか、コートジボワールの選手達と比べたらやっぱり能力的には劣るのかなというのは思います。そこと同じレベルの国ではないのかなと思います」

―ドイツでフィジカルの強い相手とやるときに気をつけているところは?
「自分は体も大きくないので、当たるタイミングだったりというのは、意識しています」

―残り少ない代表戦で長谷部誠選手がおらず、遠藤保仁選手もけがをしている中で、山口蛍選手と組むとしたら、2人の関係性というのは?

「蛍とボランチを組んだことはないですけど、ワールドカップまで時間が短いので、どうなるかわからないです。自分としては組めるのであれば楽しみのひとつでもありますし、蛍と組むことになれば中盤からどんどん、ボールが奪えるのを待つのではなく、自分達からボールを奪いにいくような。でも、そうなるとチームのスタイルというものがあるので、ザッケローニさんが求めるものもある中でやっていかなければいけないので。どうなるかわからないですけどね」

―クラブでやっているように、細貝選手がちょっと後ろで、山口選手が前目みたいなイメージ?
「どうですかね。彼とやることになれば、そういう話もしなければいけないと思っているし、意外にというか、逆に自分が蛍みたいな選手と組むほうがやりやすいのかなとは、思ってはいますけど」

―それをやるとしたら今回ぐらいに試しておかないと、本番でもそういう可能性は十分あるし、貴重な機会ではある?
「そうですね。この2年間そういう機会もなかったですし、もちろんワールドカップまで時間がないので、すごく重要なのかとは思いますね」

―ザッケローニ監督が求めるものという言葉があったと思うが、監督がボランチに一番求めてくるものは?
「一番何というのはないですね。もちろん、それは全て良ければいいに越したことはないですけど。ポジショニングのことだったりというのは、すごく細かく指示があります」

―バランス?
「そうですね、もちろんバランスのこともそうですし、この選手が行ったところをこうカバーしていこうというよりも、どちらかと言うとボランチの選手はこういうポジションを埋めないといけないとか。そういうポジショニングのところは、ザッケローニさんの独特なものがあるのかなという風には思いますけどね。もちろん、それに合わなければ代表には呼んでもらえないと思うし、そうなればワールドカップに行けないのは当然ですけどね」

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