川崎フロンターレは29日、育成・普及部長の高畠勉氏がJ3に参加するU－22選抜の監督へ就任することに伴い、クラブから退団することを発表した。
高畠氏は退団の際、以下のようにコメントした。
「この度1月31日を以って、18年間お世話になったフロンターレを退団することになり、今後は、今年度より新設されますJ3リーグに参戦することが決っている『Jリーグ・アンダー22選抜』の監督に就任することになりました」
「1997年の川崎フロンターレ創設の時からコーチ業をスタートさせ、フロンターレと一緒に成長してきました。当時のことから振り返ってみると、悔しかったこと、楽しかったことが懐かしく思い出され、あらためてフロンターレでいろんな貴重な経験をさせてもらったと感謝の気持ちで一杯です。また、サポーターの方々にはいつも助けてもらってばかりで、本当に支えてもらいました。苦しい時には励ましてもらい、嬉しい時には一緒に喜んでくれる。いつも一緒に闘ってくれているそんなフロンターレのサポーターの方々にも感謝の気持ちしかありません。これからは、このフロンターレで経験したこと、学んできたことを生かして、更に自分自身成長していきたいと思います。今までお世話になり、本当にありがとうございました」
45歳の高畠氏は、大阪体育大学から川崎の前身である富士通サッカー部に加入。1996年から富士通サッカー部のコーチに転身し、1997年に川崎のコーチに就任した。以降は、川崎でトップチームの監督やヘッドコーチなどを歴任した。