バロンドール候補30名に選出された長谷川唯(右)と宮澤ひなた(左) [写真]=Getty Images
フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』は7日、2023年の女子バロンドール候補者30名を発表した。
今年で5回目となる女子バロンドールだが、今回より候補選手が20名から30名に増加。昨年は、スペイン女子代表MFアレクシア・プテリャス(バルセロナ)が2年連続となる受賞を果たしていた。
今年の候補には、2022-23シーズンのUEFA年間最優秀選手であるスペイン女子代表MFアイタナ・ボンマティなどのほか、日本女子代表(なでしこジャパン)からマンチェスター・シティに所属するMF長谷川唯と、マンチェスター・ユナイテッドへの加入が発表されたばかりのFW宮澤ひなたが選出された。
フランス紙『レキップ』は、各選手のスタッツや成績を掲載しながら候補者を紹介。長谷川については、「日本の輝くゲームの調整役であり、扇動者だった。彼女の深いパスは、オセアニアでの日本の4勝に輝きを与えた」と称賛している。
また、宮澤については、「2023年ワールドカップでは、優勝国であるスペイン相手に奪った2得点を含む、合計5得点で得点王に輝いた。植木(理子)や田中(美南)とスピード感のあるコンビを組み、ローリングしながらスペースを破壊する。驚異の存在だ」と褒め称えた。
なお、授賞式は現地時間10月30日に開催される。
By サッカーキング編集部
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