海外移籍が決まった杉田 [写真]=WE LEAGUE
INAC神戸レオネッサは27日、MF杉田妃和が2022シーズンよりナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(アメリカ1部)に所属するポートランド・ソーンズFCへ完全移籍することを発表した。
現在24歳の杉田は2015年よりI神戸に所属し、2020年までのなでしこリーグで93試合出場16得点を記録。2021年より新設されたYogibo WEリーグでは9試合出場1得点を記録しており、これまで皇后杯優勝やなでしこリーグベストイレブンを経験した。日本代表としても2019年のFIFAワールドカップフランス大会や2021年の東京オリンピックのメンバーに選出されるなど、27試合出場2得点を記録している。
今回の発表に際し、杉田はI神戸の公式サイトで以下のようにコメントした。
「シーズンの途中ではありますが、移籍することを決めました。この6年間は試合に出ることの難しさからはじまり、年を重ねるごとに色々な課題に取り組むことでサッカーをする自分と向き合うことができました。その中で私が感じたことはサッカーの楽しさを違う角度で追求したいという強い思いでした。プレーすることは常に楽しいですが、勝つこと、戦うこと、真剣になれること、そういった思いを新しい場所で挑戦したいと思い決断しました」
「私の思いを尊重してくださったクラブ関係者の皆様には心から感謝しています。いまの私があるのは、INAC神戸で成長させてもらったからにほかなりません。素晴らしい環境でサッカーができたこと、どんなときでも温かく応援してくださったファン・サポーターの皆様のおかげです。本当にありがとうございました」
「日頃より応援してくださっている方々には急な報告となってしまいましたが、これからもINAC神戸の応援をよろしくお願いします。それでは、いってきます!!」
By サッカーキング編集部
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