なでしこジャパンのエース・岩渕真奈 [写真]＝Getty Images
日本女子代表（なでしこジャパン）は24日、インドで行われているAFC女子アジアカップのグループC第2節でベトナム女子代表と対戦し、3−0で勝利。連勝スタートを飾り、グループステージの突破を決めた。
試合後、公式会見に出席したなでしこジャパンの池田太監督がベトナムと戦を振り返り、「しっかり勝ち点3を取れたこと、トレーニングしてきたセットプレーで得点できたことを嬉しく思う」と結果を評価しつつ、「まだまだミスも多かったので次節、韓国戦に向けていい準備をしていきたい」と気を引き締めた。
また、練習からベトナムの守備を打ち破る対策を講じてきたことを明かしつつ、「もう少しコンビネーションのところは質も含めて上げていかないといけないと感じていた」ともコメント。それでも、「我々のチームには質の良い選手が揃っているので、選手全員で戦っていこうというところは、この試合でも表せたんじゃないかと思う」と述べ、中2日の日程を考慮し、メンバーを大幅に入れ替えて臨んだ試合をしっかりモノにできたことを喜んだ。
なでしこジャパンは次節（27日）、グループ首位の座をかけて韓国女子代表と対戦することになるが、池田監督は「ここまでの2試合より難しい試合になるとは思うが、そこに向けてコンディションを整えていきたい」と語り、新型コロナウイルスの陽性判定で隔離されていた岩渕真奈の出場に関しては、「メディカルスタッフに相談と確認をして判断したい」との見解を示した。
日本は得失点差でグループCの首位に立っており、次節の韓国戦で引き分け以上の結果を残すことができれば、グループ首位でのノックアウトステージ進出が決まる状況。大事な一戦に向け、エースの出場可否は気になるところだ。
By サッカーキング編集部
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