2021年秋スタートのWEリーグのロゴ [写真]=JFA
一般社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は、2021年秋からの開幕を予定しているWEリーグへの入会申請を7月31日に締め切り、17団体の申請を受理したことを発表した。
WEリーグは日本女子サッカーのトップリーグとして新設。まずは6から10クラブでスタートし、複数年は降格無しのエキスパンション型をとる。6月に入会申請に関する詳細が発表され、7月末まで入会申請を受け付け、今回は速報値として、申請団体数を公表した。
WEリーグの岡島喜久子チェア(代表理事の呼称)は、翌8月1日に在住のアメリカからWEB会見を実施。開幕段階で設定しているクラブ数の倍となる申請団体があったことは「想像よりずっと多かった」とのことで、「コロナウイルスの影響により、どれくらい申請があるのか心配もありましたが、大きな期待を感じていますし、成功に導くためのチェアとしての責任も改めて感じています」と話した。
速報値の発表となったため、申請団体の詳細は全団体に対して確認が取れた場合、公表されるが、内訳についてはなでしこリーグ1、2部、チャレンジリーグでクラブを運営している団体が12、Jリーグから8、さらにサンフレッチェ広島のように新たに女子チームを設立する団体(女子地域リーグ以下含む)が5、となった。(団体数は延べとなるので、重複あり)
今後は10月の参加クラブ決定に向けて、審査委員会での審査段階となる。3年以内に職員の半数以上を女性とすることなどが条件となっているが、岡島チェアは「リーグのビジョンにどれだけご賛同いただけるかが重要になります。女子選手登録数の多い地域での試合実施の可能性なども模索したいので、地域バランスは重要視していません。新しいことへのチャレンジなので、女性活躍や選手の給与面などを真剣に取り組んでいただけるかを重視したいと考えています」と語っている。
By サッカーキング編集部
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