海外挑戦を表明したノジマステラ神奈川相模原の田中陽子 [写真]=Getty Images
26日、プレナスなでしこリーグカップ1部のノジマステラ神奈川相模原が、MF田中陽子が今月いっぱいでクラブを退団し、海外移籍することをクラブ公式サイトで発表した。
移籍先などは現在手続き中で、確定次第改めて発表される。また、29日の日テレ・ベレーザ戦が、田中にとってノジマステラでのラストプレーとなる。
現在25歳の田中は、FIFA U-20女子ワールドカップ2012・日本では主力メンバーとして活躍。グループステージのスイス戦で、両足から一本ずつ直接フリーキックを決めたことでも話題を呼んだ。
同選手は2015年にINAC神戸レオネッサから当時2部に所属していたノジマステラへと移籍すると、クラブに昇格や皇后杯準優勝といった成功をもたらした。
クラブ公式サイトには田中のコメントが掲載され、「常にチームのことを考えてくれるスタッフや全力で走ってくれる仲間、どこまでも応援してくれるサポーターと一緒にサッカーができてとても幸せでした。かけがえのないチームをシーズン途中で離れることはとても悩みましたが、『世界中の人に愛される選手になる』という昔からの目標と、海外で成長したい、勝負したいという気持ちが強くあったので決断しました。ノジマステラで成長した選手として、これからも応援してもらえたら嬉しいです。そして、引き続きノジマステラへのご声援もお願いします!今まで本当にありがとうございました!」と、海外挑戦の理由とクラブへの感謝を伝えた。
By サッカーキング編集部
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