2ゴールを挙げて勝利に貢献した植木理子(中央) [写真]=FIFA via Getty Images
FIFA U-17 女子ワールドカップ ヨルダン 2016の準々決勝が13日に行われ、リトルなでしこ(U-17日本女子代表)とU-17イングランド女子代表が対戦した。
グループステージ(GS)3連勝で首位通過を果たした日本は、ベスト4入りを懸けてイングランドと対戦。楠瀬直木監督は先発メンバーに、GS第3節のアメリカ戦で同点ゴールを決めた植木理子やキャプテンの長野風花らを起用した。
![日本の先発メンバー [写真]=FIFA via Getty Images](https://www.soccer-king.jp/wp-content/uploads/2016/10/GettyImages-614299756.jpg)
日本の先発メンバー [写真]=FIFA via Getty Images
試合は開始早々に動いた。3分、日本が幸先良く先制に成功する。右サイドから宝田沙織がグラウンダーのクロスを供給すると、菅野奏音がダイレクトでシュート。相手GKに阻まれたが、こぼれ球を遠藤純が押し込んだ。
![遠藤純(16番)がこぼれ球を押し込んで先制ゴールを記録 [写真]=FIFA via Getty Images](https://www.soccer-king.jp/wp-content/uploads/2016/10/GettyImages-614299272.jpg)
遠藤純(16番)がこぼれ球を押し込んで先制ゴールを記録 [写真]=FIFA via Getty Images
リードを奪った日本はなかなか追加点を奪えず、セットプレーからピンチを迎える場面も。それでも1点差を維持して迎えた前半終了間際、2点目を記録する。ペナルティーエリア左側へのスルーパスに反応した植木がドリブルでカットイン。思い切りよく右足を振り抜き、豪快なシュートでゴールネットを揺らした。宮澤ひなたのラストパスが植木のゴールを演出し、2-0で前半を終えた。
![植木理子(9番)が決めたチーム2点目 [写真]=FIFA via Getty Images](https://www.soccer-king.jp/wp-content/uploads/2016/10/GettyImages-614351554.jpg)
植木理子(9番)が決めたチーム2点目 [写真]=FIFA via Getty Images
2点差で迎えた後半、日本はイングランドの攻勢を受けたものの、集中力を保った守備で応戦。粘り強いプレスと献身的なプレーを見せ、リードを保ったまま時計の針を進めていった。宮澤のシュートがクロスバーをたたく、惜しい場面もあった。
そして80分、勝利を決定付ける3点目が決まった。自陣左サイドでボールを持った植木がドリブルで敵陣へ。中央へと前進し、ペナルティーエリア手前から思い切りよく右足を振り抜くと、強烈なミドルシュートがゴール右隅へ決まった。植木が自身2得点目を挙げ、日本がリードを広げた。
試合は3-0で終了。連覇を目指す日本が完封勝利を収め、ベスト4進出を決めた。準決勝は17日、U-17スペイン女子代表と対戦する。
【スコア】
U-17日本女子代表 3-0 U-17イングランド女子代表
【得点者】
1-0 3分 遠藤純(U-17日本女子代表)
2-0 45+1分 植木理子(U-17日本女子代表)
3-0 80分 植木理子(U-17日本女子代表)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト