なでしこジャパンを率いる高倉麻子監督(写真は6月のもの) [写真]=Getty Images
日本サッカー協会(JFA)は6日、スウェーデン遠征のなでしこジャパン(日本女子代表)メンバー21名を発表した。メンバー発表に際し、高倉麻子監督がコメントを残している。
6月のアメリカ遠征に続いて2カ月連続の海外遠征を行うなでしこジャパン。同国女子代表との2度の国際親善試合では勝利を挙げることができなかったため、今回の遠征で高倉監督体制での初白星を目指す。なでしこジャパンは21日にスウェーデン女子代表と国際親善試合、24日にはスウェーデン女子リーグのクリスティアンスタッドDFFと練習試合を行う予定である。
スウェーデン遠征のメンバーには21名が選出された。代表選手に求めるものとして高倉監督は、「テクニックがありクレバーということ。走力がある。チームのために戦うことができる。代表への思いが強い」という点を挙げた。
高倉監督は今回の遠征で、「このチームに合ったスタイルを見つけたいなと思っている」と抱負を口にした。そのため、「自分のチームとは違うポジションを試すということもある」と様々な起用法を試すことを示唆した。
対戦相手のスウェーデン女子代表に関して高倉監督は、「最近また力をつけてきているチーム」と評価。その上で、「前回のアメリカ戦同様、こちらも全力で勝ちに行くということを目標に戦ってきたいと思います」と力強く勝利を誓った。