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悔し涙見せた岩渕、なでしこの再出発誓う「応援してもらえるチーム作りたい」

北朝鮮戦で決勝点を挙げたFW岩渕真奈(右から2番目) [写真]=Getty Images

 リオデジャネイロ・オリンピック 女子サッカー アジア最終予選の最終節が9日に行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)女子代表が対戦した。

 試合は両チームなかなか得点を奪えない展開が続いたが、80分に宮間のクロスをFW岩渕真奈が頭で合わせ、なでしこが均衡を破る。終盤の北朝鮮の猛攻をしのいだなでしこが1-0で勝利した。

 試合後、決勝点をマークした岩渕は「本当に最後まで全員で戦った結果が勝利につながったので良かったと思います」と、勝利を素直に喜んだ。

 なでしこは7日に行われた同予選第4節ベトナム戦のキックオフ前に敗退が決定し、リオ五輪出場を逃した。「残念ながらオリンピックにはつながらなかったですけど、このメンバーで戦う最後の試合だったので、勝って終わりたいと思って臨みました。スタッフも含めて全員で勝ち取った勝利だと思います」と、涙を浮かばせながら五輪出場を逃した悔しさを口にしたが、勝ちにこだわって北朝鮮戦に臨んでいたと明かした。

 最後に、「たくさんの人たちに支えられて今ここにいる。雨の中でもたくさんの人が来てくれて感謝しています。また0からのスタートですが、しっかり応援してもらえるチームを作っていきたいと思います。これからもよろしくお願いします」と、スタジアムに駆けつけたサポーターへの感謝を伝え、なでしこの再出発を誓った。

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