2015.06.23

なでしこ、オランダ戦にぬかりなし…攻守分析で隙を見せない戦い方を

なでしこジャパン
エクアドル戦に先発したなでしこジャパンのメンバー [写真]=Getty Images

文=江橋よしのり

 なでしこジャパンは23日(日本時間24日)、FIFA女子ワールドカップ カナダ2015の決勝トーナメント1回戦オランダ戦を迎える。なでしこジャパンは、グループリーグ3試合をすべてW杯初出場国と戦い3連勝。次の相手オランダも、またしても初出場国だ。

「初出場のチームは積極的に、元チャンピオンである我々に対してチャレンジ精神旺盛な戦い方をしてくる。我々も前回王者というプレッシャーと戦っているという状況です。だがグループリーグで厳しい戦いを90分やってきたことは、我々の成長につながっている。どの試合も簡単でないことは、選手も分かっている。精神的にも技術的にも、いい状態で準備ができています」

 佐々木則夫監督は会見でそのように自信を持って述べた。グループリーグを1位通過し、狙いどおり「中6日」の日程を手にして調整してきた成果が、いよいよ明日披露される。

 オランダは3トップ(左11番マルテンス、中央9番ミーデマ、右7番メリス)による速攻が武器のチーム。爆発的な強さはないが、ロースコアに持ち込んでワンチャンスに賭ける戦い方が特徴だ。

 しかし、なでしこジャパンのオランダ対策は万全な様子だ。先発復帰を予想する川澄奈穂美は「オランダはDFラインが全員横に並んでいる印象(4人ともいっぺんに下がるなど、カバーし合う関係があまりできていない)。外から中へ入るとか、2列目からゴール前に入るとか、ポジションチェンジを加えながら攻撃できれば、自然に相手も崩れるかなと思います。サイド攻撃では、深くえぐれば、相手はボールウォッチャーになる傾向が見える」と相手を分析。

 守備陣では熊谷紗季が「ラインをコントロールして相手のスピードを消したい。9番は引いて受けて、はたいて、両ウイングを裏に走らせているイメージ。私かイワシさん(岩清水梓)が9番に食いついたら、残りの3人でDFラインを組み直してカバーできるようにしたい。それができればあまり危ないシーンは作られないと思います」と、怖れてはいない。

 隙を見せない戦い方なら、なでしこジャパンが一枚も二枚も上。臆することなく、自信を持って90分間を走り抜き、準々決勝の地、エドモントン行きをつかみとってほしい。

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