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沸き立つ開催国カナダ、女子W杯8強進出を5万5千人の観衆が後押し

2015.06.22

カナダvsスイスが行われたスタジアム [写真]=金子悟

文=江橋よしのり

 FIFA女子ワールドカップ カナダ2015は決勝トーナメント2日目の21日(日本時間22日)、ラウンド16の3試合が行われた。

 5チーム中4チームが決勝トーナメントに進んだアジア勢は、前日に中国が1-0でカメルーンを破ったのに続き、オーストラリアがブラジルを1-0で退けてベスト8進出を決めた。韓国は、大黒柱のチ・ソヨンを欠いて臨んだフランス戦に0-3で敗れている。

 そしてこの日、地元カナダ代表がバンクーバーに初登場。陽気に恵まれた日曜午後とあって、BCプレイス・スタジアムには5万3855人もの大観衆が詰めかけた。

 カナダはスイスを相手に前半は互角の戦いながら、後半早々に先制。終盤にスイスの猛反撃を受けると、観客は立ち上がって激励の拍手を送り、選手たちを奮い立たせた。試合はそのまま1-0でタイムアップ。ピンチをしのいだGKマクラウドがプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれると、再び大きな拍手が会場を包んだ。

 なお、今大会の会場では、ハーフタイムにファレル・ウィリアムスのヒット曲『Happy』が大音量で流され、リズムを取る観客たちが次々と大型ビジョンに映し出されている。今後カナダ入りしてなでしこを応援する予定の方たちも、ぜひキレのあるダンスで場内を盛り上げてほしい。

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