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“スーパーサブ”鮫島彩「思い切りプレーしたい」…強烈なシュートに要注目

2015.06.11

トレーニングに励む鮫島(中央)と川澄(左) [写真]=金子悟

文=江橋よしのり 

 10日の朝、FIFA(国際サッカー連盟)から興味深いニュースが送られてきた。FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015大会の初戦をテレビで見た各国の視聴者数が、4年前の大会よりも増えているというニュースだ。

 FIFAのリリースによると、カナダは180万人、中国は230万人、アメリカは330万人、そして日本(フジテレビ)は420万人。日本は平日の昼間だったにもかかわらず、この数字。なでしこへの関心の高さがあらためて印象づけられた。

 午後にはなでしこジャパンの練習が行われた。バンクーバーは今日も快晴。市内の人工芝グラウンドには強い日射しが降り注いだ。この日は約20分のウォーミングアップの後、2日後に控えたカメルーン戦に向けた戦術練習を約1時間、非公開で行った。

 練習終了後、佐々木則夫監督は川澄奈穂美鮫島彩を、今大会のスーパーサブとして期待していることをあらためて強調。その鮫島は「国内合宿から攻撃陣の一員として練習しています。練習でこんなにシュートを打つのは何年ぶり? ってぐらい打っています」とのこと。現地入り後も強烈なシュートをバシバシ決めていて、調子はかなりよさそうだ。「前目のポジションで途中出場なら、流れを変えることが役割。思い切りプレーしたい」と意気込む鮫島に、今大会初登場の機会がめぐってきそうだ。

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