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GK山根、無失点での勝利に貢献も「CK取り損ねたのは反省点」

2015.06.09

MFバッハマンのドリブルに飛び出して対応するGK山根 [写真]=FIFA via Getty Images)

 FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015のグループステージ第1節が8日に行なわれ、なでしこジャパンとスイス女子代表が対戦。前半にMF宮間あやがPKで決めた1点を守りきり、連覇を目指すなでしこが白星スタートを切った。

 この試合に先発出場し、無失点での勝利に貢献したGK山根恵里奈が、試合後のインタビューに応えている。

 試合を振り返った山根は「コーナーキック(CK)を取り損ねたことと、特に最後の10分間にバタついてしまったことは反省点です。」と、75分の相手CKでキャッチを試みるもボールをこぼしてしまいピンチを招いた場面を反省した。

 55分にはMFラモナ・バッハマンがなでしこのDF3人をドリブルで抜き去りエリア内に侵入。飛び出した山根をかわす際にタッチが大きくなり、ここは難を逃れたが、山根の手が相手の足にかかっていたらあわやPKというシーンだった。これについては「飛び出してしまって、ゴールを空けてしまった。相手のドリブルの切り返しが深くて、ひやっとするシーンでした」と話した。

 また、試合前にGK福元美穂から「いろんな思いはあるだろうけど、目の前の相手に対して強気で戦うだけだよ」という言葉をかけてもらったことを明かし、「そのおかげで、GKは試合に1人しか出られないという責任と自覚を持つことができ、思い切ったプレーができたと思います」とコメントしている。

 さらに試合後、佐々木則夫監督に「全然ダメでした」と言ったところ、「周りを見てみろ。周りにはチームメイトがいるんだ。自信を持て」と励ましの言葉をもらったことを明かした。

 なでしこジャパンは、12日にグループステージ第2節で、カメルーン女子代表と対戦する。

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