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W杯連覇へ…前哨戦で警戒強める鮫島彩「共通の意識を高めたい」

2015.05.24

果敢な攻め上がりで左サイドから好機を演出した鮫島彩 [写真]=Getty Images

 MS&AD なでしこカップ 2015が24日に行われ、なでしこジャパンはニュージーランド女子代表と対戦し、1-0で勝利した。試合後、INAC神戸レオネッサ所属のDF鮫島彩が記者団の取材に応えている。

 6月6日から開幕するカナダ・女子ワールドカップの前哨戦として行われた同試合。フル出場を果たした鮫島は、「深くDFラインの裏をえぐられたりするシーンはなかったので、その点ではよかった」と自身のプレーを振り返るが、「自分たちのミスパスからリズムを崩した面がある。DFラインがバラバラになるシーンもあったので、もっと声をかけて共通の意識を高めていきたい」と課題を挙げた。

 そして、「中盤から日本ゴールに向かって走り込んでくる選手が、今日は1人ずつだったから良かった」と試合を振り返ると、「女子W杯の本大会で、アメリカのように複数の選手が走り込んでくるチームだったら、もっとDFラインの裏を狙われると思う」とワールドカップへ向けて警戒を強めた。

 なでしこジャパンは、28日にキリンチャレンジカップ2015でイタリアと強化試合を実施。連覇を狙う女子ワールドカップでは、スイス(6月8日)、カメルーン(12日)、エクアドル(17日)とグループステージで対戦する。

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