明治安田J1リーグの最終節が6日に行われ、浦和レッズと川崎フロンターレが対戦した。
試合は、今季終了後の退団が発表されているFWチアゴ・サンタナとDFマリウス・ホイブラーテンが先発した浦和が立ち上がりから主導権を握る展開に。サミュエル・グスタフソン、マテウス・サヴィオ、中島翔哉らで構成されるMF陣を軸に攻め立てるが、サヴィオやサンタナのシュートは枠をとらえきれない。
それでも44分、浦和が相手陣内でボールを奪い返すと、グスタフソン→中島→サンタナ→サヴィオとワンタッチでパスを繋いでボックス右に攻め入り、最後はサヴィオのパスを受けたグスタフソンがゴール。浦和が鮮やかな攻撃で先手を奪うことに成功し、試合を折り返した。
迎えた後半、前半に攻め手を欠いた川崎Fが3枚替えを敢行。三浦颯太、大関友翔、ラザル・ロマニッチを投入して流れを変えにかかるが、スコアを動かしたのは浦和だった。54分、右サイドのスペースを狙った中島が川崎Fの最終ラインと入れ替わる形で抜け出し、ゴール前へクロス。このボールにサンタナが頭で合わせて惜別のゴールを記録し、加点した。
さらに58分には、左CKに根本健太が頭で合わせて3点目を奪取。今季、流通経済大学から加入したルーキーのJ1初ゴールで浦和がリードを広げた。そして77分、カウンターから右サイドに抜け出した安部裕葵のクロスにイサーク・キーセ・テリンが左足で合わせてダメ押し。途中出場組の活躍で浦和が勝利を決定づけ、4-0というスコアで最終戦を白星で飾り、J1通算500勝を達成。ホイブラーテンとサンタナの最終戦に華を添えた。
【得点者】
1-0 44分 サミュエル・グスタフソン(浦和レッズ)
2-0 54分 チアゴ・サンタナ(浦和レッズ)
3-0 58分 根本健太(浦和レッズ)
4-0 77分 イサーク・キーセ・テリン(浦和レッズ)
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By サッカーキング編集部
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