2月1日、浦和駅前にて「REDS START 2026 大決起集会 supported by 三菱重工」が開催された[写真]=浦和レッズ
浦和レッズが駅前で「決起集会」を行うようになって2年目になる。ホームタウンの中心で、クラブが街とどうつながっていくのか。その姿勢が最もよく表れるイベントだと筆者は感じている。
明治安田J1百年構想リーグ開幕を6日後に控えた2月1日、浦和駅の目の前である東口駅前市民広場で「REDS START 2026 大決起集会 supported by 三菱重工」が開催された。午前10時から午後4時半までの間に3,000人以上が訪れ、駅前はレッズカラーに染まった。

レッズが屋外で、誰でも参加できる形のイベントを行うことは多くない。ホームスタジアム(一時、さいたまスーパーアリーナを利用)で行われる「REDS Festa(ファン感謝祭)」がそれに近いが、対象は基本的にファン・サポーターだった。駅とショッピングビルに挟まれた“街のど真ん中”で、行き交う人々も巻き込みながら開幕を知らせるイベントを行った昨年は、クラブにとって画期的だった。今年も継続されたことをまず歓迎したい。
午前中は「サッカーのまち レッズパーク」と題し、子どもを中心に、幅広い世代が楽しめるアトラクションが並んだ。「ふわふわPK」「サブサッカー」「ドリブルタイムアタック」など、どれも気軽に楽しめる内容で、開始直後から列ができていた。

特に人気だったのがフィンランド生まれの「サブサッカー」。透明な天板の下に小さなサッカー場が収まったテーブルを挟み、向かい合って座った2人が足でミニボールを蹴り合う。親子、きょうだい、友人同士が3分間の真剣勝負を楽しんでいた。取材した19組の家族のうち、5組は「浦和PARCOに来たら面白そうなイベントをやっていたから参加した」という“ふらり参加”組。残り14組はレッズの公式サイトやSNSで情報を得て来場した人たちだった。主催者としては、通りがかりの参加者がもう少し増えると理想的だろう。アトラクションの選択や雰囲気づくりで改善の余地はある。

興味深かったのは、19組のほとんどが「レッズはもっと一般向けのイベントをやっても良いのでは」と話していたことだ。また、試合観戦経験のある人からは「埼玉スタジアムは旧浦和の外で少し遠い。こういう浦和駅のような中心でやってくれるのはありがたい」という声もあった。とにかく駅前で無料のアトラクションを用意したことは大成功で、午前中の会場は非常ににぎわっていた。

午後になると、特設ステージの周りに人が集まり始めた。ほとんどがレッズのファン・サポーターだろう。老若男女が肩を寄せ合い、開幕を前にした高揚感が漂っていた。

筆者が今年のステージで強く感じたのは、“一般層へのアプローチ”が明確になっていたことだ。その象徴が「あなたもファミリーに!〜レッズプレゼン選手権」と題したプログラムである。
進行役はおなじみの朝井夏海さん。そして相方は、浦和レッズOBで今年から「REDS TV GGR」のMCに就任した森脇良太さん。ここまでは“いつものレッズ”だ。だが、プレゼンターとして登場したのは森脇さんのほかに、お笑い芸人「カカロニ」のすがやさん、そしてJリーグ名誉女子マネージャーの足立梨花さん。さらに、プレゼンを受ける“サッカー初心者”役として元日向坂46・元non-noのモデルで、現在は俳優として活躍中の佐々木美玲さんが登場した。


レッズがイベントに“タレント”を起用するのは、極めて珍しい。昨年はOBトークショーだった時間帯を、今年は「サッカーに詳しくない人にレッズの魅力を伝える」企画に変えた。これは明らかに、ファン・サポーター以外の層を意識した構成だ。

ステージの最後には、現役選手が登壇して今季の抱負を語った。ここでも驚きがあった。今季のキャプテンが渡邊凌磨に決まったことが、クラブの公式発表より先に会場で明かされたのだ。わずかな時間差とはいえ、参加者には“特別感”があったはずだ。また、新人FW肥田野蓮治が「シーズンのファーストゴールは自分が決める」と宣言し、会場を沸かせた。

浦和レッズの2025シーズンのJ1ホーム平均入場者数は37,350人でJリーグ最多。4万人超えの試合は7試合にのぼり、そのうち5万人を超える試合が3試合もあった。スタジアムの中だけを見れば、Jリーグ屈指の熱量だ。

しかし、さいたま市には130万人以上、旧浦和市域だけでも50万人以上が暮らしている。そのうち、レッズの成績を気にしている人はどれほどいるだろうか。「この街に浦和レッズがあって良かった」と感じたことのある人は、どれくらいいるだろうか。現在のファン・サポーターを大切にしながら、その部分にしっかりと目を向けていくことは、これからのレッズにとって極めて重要だ。

今年の「大決起集会」は、1週間後に開催される「さいたまマラソン」とコラボし、さいたま市との共催で行われた。行政との連携は、クラブが地域に浸透するうえで欠かせない。昨年にはなかった取り組みであり、これも前進だと感じた。

ステージの内容も含め、昨年より一歩進んだ「大決起集会」だった。クラブが街へ、そして街がクラブへ。その距離が少しずつ縮まっていると思えることが、何よりうれしい。
その歩みがさらに加速していくことを期待したい。

文=清尾 淳(浦和レッズ・オフィシャル・マッチデー・プログラム)
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By サッカーキング編集部
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