横浜FC戦で2ゴールの浦和FW小森飛絢 [写真]=清原茂樹
2025明治安田J1リーグ第25節が9日に行われ、横浜FCと浦和レッズが対戦した。
19位に沈む横浜FCは、三浦文丈新監督の下で迎える初のリーグ戦で8試合ぶりの白星を目指す。新加入のヤクブ・スウォビィクは先発でゴールマウスに立ち、アダイウトンはベンチからデビューを待つ。一方の浦和はFIFAクラブワールドカップ2025から帰還後の3試合で勝ち点「4」しか稼げず、首位ヴィッセル神戸と勝ち点差「8」の8位にとどまっている。逆転優勝に向けて取りこぼしは許されない。
試合の均衡が破れたのは8分、浦和が先制に成功する。マテウス・サヴィオのスルーパスに抜け出した金子拓郎がペナルイティエリア左から中央へ折り返す。相手GKスウォビィクがキャッチし損ねると、小森飛絢がこぼれ球を押し込んだ。
浦和はその後、松尾佑介や金子が横浜FCのゴールを脅かすが、追加点には至らず。一方の横浜FCは目立ったチャンスシーンを作れず、試合は浦和の1点リードで折り返す。
53分、浦和が待望の追加点を獲得する。コーナーキックのこぼれ球に反応した金子がペナルティエリア手前で左足一閃。鋭い一撃は相手GKスウォビィクに阻まれたが、こぼれ球に再び小森が反応し、この試合2点目を記録した。
窮地の横浜FCは、63分に退場者を出してしまう。体をぶつけて松尾を止めた伊藤槙人にこの試合2枚目のイエローカードが提示され、数的不利で2点を追いかけることになった。
横浜FCは試合終了間際にアダイウトンが圧巻の個人技で1点を返したが、時すでに遅し。横浜FCは7連敗、浦和は2試合ぶり白星となった。次節は16日に行われ、横浜FCは敵地でヴィッセル神戸と、浦和はホームで名古屋グランパスと対戦する。
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By サッカーキング編集部
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