ヴィルツの同点弾を祝福する遠藤 [写真]=金田慎平
リヴァプールは30日、「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025 presented by 日本財団」で横浜F・マリノスと対戦し、3-1で勝利した。横浜出身の選手として、60分からピッチに立った日本代表MF遠藤航は、「リヴァプールの選手として、自分が生まれ育った町に帰って来れたのは、すごく誇らしく思いました」と笑顔を見せた。
遠藤は13日に行われたプレストン・ノースエンド戦、続く20日のストーク戦ではともに45分間プレーしていたが、26日に香港で行われたミラン戦は欠場。ただし、2025-26シーズンに向けて早めにイングランドに戻っており、「練習の初日からすごくコンディションがいい感覚」があったのだという。「もちろん、オフを日本で過ごしたい気持ちもありますけど、暑さもありますし、家族も向こうにいたので、早く帰ったほうがいいかなって気持ちもありました(笑)」とプライベート面での本音を漏らしつつも、「時差ボケもない状態で練習に入れましたし、素晴らしい準備ができていました」と語る。
そして迎えた横浜FM戦は、後半がはじまって15分が経過した60分、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとの交代でピッチに入り、センターバックとしてプレーした。ピッチの上で、日本の7月を久々に経験した遠藤は「キツかったですね。もちろん代表で(試合を)やったりはしていますが、この7月、8月はやっぱり暑いと改めて感じました」と正直な気持ちを明かす。
このようなプレシーズンマッチでは、交代枠が多く使えるため、選手交代時には複数名の選手が同時に送り出されるケースが多いが、遠藤の交代時に待っていたのは1人だけだった。アルネ・スロット監督からは「ハーフタイムで伝えられた」と遠藤。「僕はみんな一緒に入るかなと思ってたんですけど、そこは多分、監督も僕に気を遣ってくれた」と語ったが、昨季の遠藤が見せた“献身”をスロット監督に評価されての行動だったようだ。
「昨シーズンは出場機会がない中でも、常に全力でやる姿勢を評価していることは伝えられていました。そこに対してリスペクトを持って、自分に対して今日のような対応をしたと話をしてくれたので、嬉しかったですね」
ファン・ダイクから腕章を受け継いだのも、遠藤に言わせれば「監督のリスペクトの気持ち」だという。チームは結果的に、遠藤の投入後に3ゴールを奪って逆転勝利。本人は「僕は何もしていないですけどね」と笑い飛ばしたが、今回の試合では、“日本人だからこそ”担える役目もあると感じていたようだ。
「スタジアムの雰囲気を変えるという意味では、僕が入ることで、1つ良いポイントになったのかなとは思います。結果的には最後、勝てたので良かったです」
この後、リヴァプールはイングランドへ戻り、4日に本拠地『アンフィールド』でアスレティック・ビルバオとのプレシーズンマッチを行う。その後の10日には、『ウェンブリー・スタジアム』で行われるコミュニティシールドで、昨季のFAカップ王者であり、MF鎌田大地を擁するクリスタル・パレスと対戦。そして15日にはプレミアリーグ開幕戦でボーンマスと対戦するスケジュールだ。
昨季のリヴァプールは5年ぶりにプレミアリーグのタイトルを掲げたが、「もう1度、プレミアリーグのタイトルを獲りたいと思っているし、チャンピオンズリーグや他のカップ戦も含めて、狙えるタイトルは全部獲りたい。多分、みんなもそれくらいの意気込みで今シーズンに望んでいると思っています」と遠藤。「でも、タイトルを獲ることは簡単なことじゃない。そこはしっかりと認識しながら、地に足をつけてやらなきゃいけないと思っています」と意気込むと、就任2年目を迎えるスロット監督に対しても、「もう、監督も僕のことはよく分かってくれていると思いますし、逆に僕も監督のことは分かっています。そういった意味では、また違ったシーズンになるになるんじゃないかなという思いもあるので」と口にする。
遠藤としては、出番が限られていた昨季からの“逆襲”を誓うシーズンだ。ワールドカップイヤーということもあり、個人としても重要な1年間になると予想されるが、自身は「そこまあんまり考えすぎなくてもいいと思っている」と主張。いつも通りの自分を示し続け、その先に待つワールドカップへ向けて状態を高めていく。
「とにかく目の前の1試合1試合に勝つことだけ、チームに貢献することだけを考えたいと思います。もちろん、個人的にはワールドカップに向けてもそうですが、毎試合毎試合、ベストなコンディションで挑む準備だったり、トレーニングを、自分の中で考えながらしっかりやる。良いシーズンをリヴァプールで過ごして、結果として最高の状態でワールドカップに臨めればと思っています」
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By サッカーキング編集部
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