広島が町田との天王山を制した [写真]＝J.LEAGUE via Getty Images
2024明治安田J1リーグ第32節が28日に行われ、首位サンフレッチェ広島と2位FC町田ゼルビアが対戦した。
前節、町田が北海道コンサドーレ札幌と引き分け、広島は横浜F・マリノスを6－2で粉砕。両者が勝ち点「59」で並び、広島が町田を得失点差で上回った状況下で天王山が実現した。
3分、積極的な立ち上がりを見せた広島がいきなり試合を動かす。ペナルティエリア手前でルーズボールを回収した川辺駿が右サイドの中野就斗に展開。中野は左足でインスイングのクロスを送り、ゴール前に飛び込んだゴンサロ・パシエンシアが足で合わせて押し込んだ。
その後は町田も鋭い攻撃で広島のゴールを脅かすが、24分に広島がリードを広げる。右サイドを突破した中野が深い位置から折り返し、ニアの加藤陸次樹が合わせて押し込んだ。
前半のペースを掌握した広島は2点リードで後半へ。一方、ビハインドで折り返した町田も後半立ち上がりから押し込むものの、相手GK大迫敬介を中心とした広島の硬い守りに阻まれる。
試合はこのまま終了。広島は2連勝、町田は6試合ぶり黒星となり、2015年以来のJ1優勝を目指す広島が、町田との勝ち点差を「3」に広げて首位をキープした。なお、広島は町田を相手にシーズンダブルを達成した今季唯一のクラブとなった（※町田は広島以外の今季敗れた相手とは対戦済み）。
広島の次戦は10月3日に行われるAFCチャンピオンズリーグ2となり、敵地で東方（香港）と対戦。同6日のJ1第33節では敵地でジュビロ磐田と対戦する。一方の町田は次節、同5日にホームで川崎フロンターレと対戦する。
【得点者】
1－0 3分 ゴンサロ・パシエンシア（広島）
2－0 24分 加藤陸次樹（広島）
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By サッカーキング編集部
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