鳥栖戦で先制点を挙げた福岡FW佐藤凌我(右) [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
2024明治安田J1リーグ第18節が16日に行われ、アビスパ福岡とサガン鳥栖が対戦した。
連勝中の10位福岡が、連敗中の17位鳥栖を『ベスト電器スタジアム』に迎えての“九州ダービー”。一進一退の攻防が続くなか、福岡は28分に鳥栖のゴールを脅かす。ペナルティエリア手前でこぼれ球に反応した松岡大起が左足でシュートを放ったものの、クロスバーに阻まれた。
試合の均衡が破れたのは45分、福岡がカウンターで先制に成功する。左サイドを突破した岩崎悠人のクロスは味方につながらなかったが、相手DF丸橋祐介がクリアに失敗してボールはゴール前へ。素早く反応した佐藤凌我が難しい体勢からねじ込んだ。
1点リードで折り返した福岡は、48分にも決定機が到来。岩崎が左サイドを切り裂いてグラウンダーで折り返し、ボックス中央の紺野和也が左足で合わせる。ゴール右下を狙ったが、シュートは惜しくも枠を外れた。
その後も押し込む福岡は、65分に待望の追加点を獲得する。右サイドから小田逸稀が左足でゴールに向かうクロスを供給。ゴール前のウェリントンが頭で合わせて押し込んだ。
追い込まれた鳥栖は67分、素早く福岡を崩してゴールに近づく。最後はゴール前のこぼれ球に反応したマルセロ・ヒアンが右足で鋭いシュートを放ったものの、相手DF宮大樹のブロックに阻まれて得点には至らない。
試合はこのまま終了し、福岡が3連勝、鳥栖が3連敗となった。次節は22日に行われ、福岡は敵地でFC町田ゼルビアと、鳥栖はホームで京都サンガF.C.と対戦する。
【得点者】
1-0 45分 佐藤凌我(福岡)
2-0 65分 ウェリントン(福岡)
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By サッカーキング編集部
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